Mai Araki Vocal Tracks Navigation Page.6

　Aphrodite「Ragnarok」のAnother Disc Sideにリマスタリング収録されている曲で、本作品がVocal Version初収録となります。
　原曲は「明治十七年の上海アリス」という曲で、東方プロジェクトシリーズ『東方紅魔郷』のSTAGE3のBGMが元になっています。
　STAGE3のボス：紅美鈴、そして昭和初期にかけて魔都と呼称された上海に住まうモノを主眼に退廃的な詞世界が、仰々しくも壮大な楽曲とメロディにのせて展開されています。（個人的には『蒼天の拳』とのコラボな感じがしますが…）

　Aphrodite「Ragnarok」にリマスタリング収録されている曲で、本作品がVocal Version初収録となります。シリーズを通して最もリスナーに支持されている曲で、Aphroditeの全てのLiveで演奏されています。
　原曲は「業火マントル」という曲で、東方プロジェクトシリーズ作品『東方地霊殿』のBGMが元になっています。
　地霊殿の作品根底にある、忌み嫌われた能力を持っていたが為に地底に封印されたモノ達。忘れざる情念、地上・幻想郷への飽くなき想いを天空をも焦がす「炎」となって表現され、激しく狂おしく歌い上げている。

　Aphrodite「Ragnarok」のAnother Disc Sideに一部新録音の上でリミックス収録されている曲で、本作品がVocal Version初収録となります。シリーズ中で初めて「キラーチューン」という言葉で紹介したプログレッシヴ・ハード・ロック作品です。
　原曲は「大空魔術～Magical Astronomy」という曲で、東方プロジェクトシリーズの音楽CD「大空魔術」に収録されているゲーム本編には使用されていないインスト曲が元になっています。
　FRIENDSで表現したストレートな想いをキャッチーなサビのメロディに載せて歌い上げています。
　Escapeが主人公の気持ちなら、Againは敵側の気持ちということになりましょうか、戦いに敗れ封印されるモノ、命を落とし生まれ変わるモノ、再び宿敵と逢い見えるためにという固執した想い、主人公としては勘弁して欲しいですがね。
　「コールドスリープ」という別の解釈もできます。帰る場所があるのならどんな苦難にも耐えてみせるという意味合いにもとれ、世界観が無限に広がっていきます。

　Aphrodite「Ragnarok」のAnother Disc Sideに新録音で収録されている曲で、本作品がVocal Version初収録となります。
　原曲は「エネルギー黎明～Future Dream」という曲で、巫女さん弾幕シューティングゲーム『東方地霊殿』のＢＧＭが元になっています。
　出口の閉ざされた永遠の迷宮での彷徨「本当、いつまで湧き出てくる連中の相手をしなければいけないのかしら？」と毎度毎度怪異や異変が起こる度に巻き込まれ、鎮圧？退治？解決？に赴く主人公の一人、博麗霊夢の気持ちの一端を代弁しているかのようです。サビの歌詞とメロディで自由と開放への想いが表現されています。